2012年7月26日
有限会社 滋賀県映画センター
「ふたたび」
50年前、ハンセン病によるいわれなき差別によりあきらめた夢をかなえるため、出会ったばかりの孫とともにかつてのバンド仲間を訪ねる旅に出る。
「アンダンテー稲の旋律ー」
美しい田園風景をバックに、自信喪失から引きこもりになった女性と、厳しい環境の中で農業に打ち込む青年の交流を通じて、人間の葛藤と心の再生を描くドラマ。
「青い鳥」
いじめによる自殺未遂が起こったクラスに吃音の臨時教師が赴任してくる。彼は独自のやり方で、事件を忘れようとする生徒たちの心に変化をもたらす。重松清の同名短編小説が原作。
「地球が動いた日」
1995年1月17日未明、戦後最大の大地震、阪神・淡路大震災が起きた。家族の絆、被災者と人々との信頼と助け合いなど、希望を失わず復興に向かって進む子どもたちの姿を感動的に描く。

「おまえうまそうだな」
宮西達也の絵本『ティラノサウルスシリーズ』を「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」の作画監督・藤森雅也がアニメ映画化。凶暴なティラノサウルスが草食系恐竜と出会い、愛と友情、真の強さに目覚めていく。
「チェルノブイリハート」
1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故から16年後の2002年製作のドキュメンタリー。2003年第76回アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞後、2006年にさらなる追加撮影を敢行し、被爆被害の実態に迫る。
「希望のシグナル」
日本の自殺者が毎年3万人を越える現状を踏まえ、秋田県でそれを減らそうと様々な取り組みを行なっている人々の姿を追ったドキュメンタリー。NPOなどの団体が生きるための支援を行なう姿を通じて、地域社会の再生と人の絆の再構築を描く。監督は、「いのちの作法」をプロデュースした都鳥伸也。